「アーキシート」とは?
「アーキシート」シリーズは、建築設計事務所のさまざまな業務を支援するために作成された、Excel(エクセル)の入力フォームです。
建築設計事務所における日々の業務の中で、表計算ソフト『Excel(エクセル)』を活用する場面は多いかと思います。
データ管理や積算・見積もり、帳票出力、などの他にも、CADデータと組み合わせて図面の中に表形式のデータを貼り付けたり、その逆に、Excel(エクセル)で作成した文書の中に、CAD図面を貼り付けたりと、その用途は多岐にわたります。
このように、表計算ソフト『Excel(エクセル)』は、建築設計事務所の経営部門、管理部門、設計部門などで幅広く使用されている便利なツールではありますが、みなさまの事務所では部門ごとや、担当者各々が個々に作成した多種多様なExcel(エクセル)データが混在してはいないでしょうか?それらの中には、内容が重複していて類似したデータはないでしょうか?
また、Excel(エクセル) で作成したデータ(帳票)ごとに、同じ数値や字句を何度も入力されてはいないでしょうか?
これでは、Excel(エクセル)の利便性が損なわれてしまいます。業務自体が煩雑になりがちで、作業効率が悪くなってしまいますし、何より入力ミスが発生する可能性が高まります。
建築設計業務支援ソフトウェア「アーキシート」シリーズは、それらの問題を解決します!
「アーキシート」が必要とされる理由
アーキシートシリーズの主な機能は、
- 建築確認申請書の作成・印刷
- 建築士事務所業務の報酬を算定し、見積書や請求書などの各種帳票を作成・印刷
この2つです。
例えば、建築確認申請書の見本書式は Word、PDFの形式で各所からダウンロードして利用されている方も多いと思いますが、これらの書式に入力する場合、書類事に同じ内容を何度も繰り返して記入されているのではないでしょうか?
建築士事務所業務報酬算定についても同じで、同じ数値や字句を何度も入力されていないでしょうか?
これでは業務の効率が下がってしまうことにつながります。
アーキシートでは、これらの作業を省力化するための工夫がされています。
この画像は、アーキシートの入力画面のイメージです。
定型的な字句は、紫色の枠の中に登録されていて、その項目番号を入力欄に入れるだけでその字句が関連するすべての帳票に自動転記されます。
また、手作業での入力が最小限になるように設計されていて、黄色い枠の中だけに必要事項を入力する仕組みになっています。
そして、入力した内容は関連するすべての帳票に自動転記されます。
これまで、同じ内容を何度も何度も入力していた手間が大幅に削減されます。
データの入力方法は、極力手間を省くように、定型的な字句は番号を選択して簡単に入力できるように工夫しています。
同一内容の再入力が不要となるよう省力化を図っておりますので、最小限の入力で必要個所への転記が行われます。
より多くの皆さまの環境で動作可能となるように、一般的なビジネスシーンで広く利用されている Microsoft Excel で設計されています。
「Excel」の入力フォームとして作成されていますので、セル幅の変更など書式設定のカスタマイズなどもお客さまご自身で自由に行っていただけます。
(製品のシステムに影響を与える部分は制限をかけています)
実際に建築設計業務に携わっている一級建築士により作成されたシステムですので、実務ですぐにお使いいただけます。
建築士事務所のマネージメント支援ツール「JAAF-MST(ジャーフマスト)」は、一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 様と、プロジェクトを組み共同で開発を行っております。