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建築マネジメント支援 / JAAF-MST

建築士事務所のマネージメント支援ツール 「JAAF-MST」

建築士事務所のマネージメント支援ツール
「JAAF-MST」

「JAAF-MST(ジャーフ・マスト)」は、建築設計事務所業務報酬基準算定システムと、プロジェクト管理(物件管理)および、士法関係文書の出力機能を一元化した建築士事務所のマネージメント管理に役立つ統合ツールです。建築設計の現場において、「プロジェクト管理」「業務報酬基準算定」「年次報告書」など、それぞれ個別に書類を作成していると、手間が掛かる上に、作業も繁雑になりやすく、効率も悪くなってしまいます。
「JAAF-MST」を使用することで、これらの問題を解決します!

本製品は、建築設計事務所が報酬基準算定の入力に際して極力手間を省くよう「業務データベース」を軸に各書類に連携するシステムとなっております。
また、内訳書を含めた「見積り」から「請求書発行」までの実務にも利用できます。
更に、本ソフトの「業務データベース」と「業務帳簿印刷システム」を入力することにより、「年次報告書」の作成に際し、自動的に反映出来るシステムとなっております。

本製品は、「一般社団法人日本建築士事務所協会連合会」との共同で開発を行っているシステムですが、当サイトで配布しているバージョンは、非会員版となります。
建築士事務所協会会員の方は、会員版の製品を所属協会からお求めいただけます。詳しくは、注意事項の項目をご覧ください

本製品は「令和6年国土交通省告示第8号」に対応した「JAAF-MST2024」です。
旧製品「JAAF-MST2020」以前の製品とは、ユーザーID等が異なります。
上書きインストールなどをされないようにご注意くださいませ。

目次

建築士事務所のマネージメント管理支援ツール「JAAF-MST」の特徴

建築士事務所のマネージメント支援ツール「JAAF-MST」の構成イメージ図
  • プロジェクト管理(物件管理)や顧客、建築士、設計事務所、施工者の情報をデータベース化する設計思想により開発され、原則、同一内容の再入力を不要とし省力化を図っています。
  • 「建築士」「建築士事務所」「建築主」「施工者」の情報をデータベース方式で登録できます。
  • 「JAAF-MST」は、データを一元管理することで、同じ情報(データ)を何度も繰り返し入力する手間を省き、入力ミスの防止や、業務の効率化を図ります。
  • データの入力方法は、極力手間を省くように、定型的な字句は番号を選択して簡単に入力できるように工夫しています。
  • 同一内容の再入力が不要となるよう省力化を図っておりますので、最小限の入力で必要個所への転記が行われます。
  • より多くの皆さまの環境で動作可能となるように、一般的なビジネスシーンで広く利用されている Microsoft Excel で設計されています。
  • マイクロソフト社の表計算ソフト「Excel(エクセル)」のフォーム形式で作成されていますので、すべてではありませんが、セル幅の変更など書式設定がお客様ご自身で自由に調整を行っていただけます。
  • 実際に建築設計業務に携わっている一級建築士により作成されたシステムですので、実務ですぐにお使いいただけます。
  • 建築士事務所のマネージメント支援ツール「JAAF-MST(ジャーフマスト)」は、一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 様と、プロジェクトを組み共同で開発を行っております。

画像はクリックで拡大します。

スタートメニュー画面
「JAAF-MST」の入力画面
人・時間数計算書

「JAAF-MST2024」の主な変更点について

令和6年1月9日国土交通省告示第8号(建築士事務所の開設者がその業務に関して請求することのできる報酬の基準)が施行されましたので、この改訂に対応いたしました。
前バージョン「JAAF-MST2020」に搭載されている業務報酬基準算定システム「RESA5」から、告示第8号に準拠した「RESA6」へのバージョンアップが主な変更点となります。

業務報酬基準算定システム「RESA6」の改良ポイント

  • 新告示(令和6年告示第8号)で見直しがあった略算方法の人・時間数表と2024年改訂の大臣官房官庁営繕部制定の「設計業務等積算要領」記載の方程式に基づいた用途と面積に応じて算出する人時間計算方法の改良を行いました。
    従来通りの略算表掲載のきりの良い数値だけでなく、実際の計画の実面積に応じた人・時間数表を正確に導き出すことが出来るようになりました。
    また、人・時間数には、省エネ基準への適合の全面義務化に対応した業務量が設定されています。

    略算方法の新しい人・時間表では、従来の数値が実態と乖離しているとして大きく変更となった戸建て住宅始め、幾つかの用途の数値が変更されていますが、全く変更のない用途もあります。
    「平成31年国土交通省告示第98号」から「令和6年国土交通省告示第8号」への増減値をわかりやすく表にして下記のページに掲載いたしました。
  • 新告示に準じて難易度設定部分を変更しました。
    複数該当する場合に、該当する全ての難易度係数を乗じることができるように見直しました。
    複雑な条件でも的確に入力できるように入力エリアを設計しました。
    結果についても印刷書類に明確に反映することができます。
  • 新告示(令和6年告示第8号)に準じて複合建築物に係る業務量の算定方法を一本化する等の変更に対応しました。
    複雑な条件でも的確に入力できるように入力エリアを設計しました。
    結果についても印刷書類に明確に反映することができます。
  • インボイス制度に対応し、請求書や見積書に適格請求書登録番号を記載することができるようになりました。

建築士事務所のマネージメント管理支援ツール「JAAF-MST」の主な機能

プロジェクト管理台帳・士法帳簿印刷機能

  • 受託物件をリスト形式で管理するプロジェクト管理台帳と、その台帳から士法で定められた「業務帳簿」を印刷するシステムです。
  • 顧客、施工者、建築士、外注先事務所の4 種の関係先を登録する基本情報データベースと組み合わせて利用します。

士法関連文書印刷機能

  • 士法で定められた重要事項説明書と「士法24 条の8」の書面を印刷するシステムです。
  • [ プロジェクト管理台帳・士法帳簿印刷機能 ]で使用する基本情報データベース(顧客、施工者、建築士、外注先事務所の4種の関係先を登録)を共有して利用します。
  • 「士法23条の6」の業務報告書(年次報告書)を印刷できます。
  • 平成27年6月1日施行改正建築士法に対応し、再委託注文書・請書を印刷できます。

建築設計事務所業務報酬基準算定システム機能(RESA6)

  • 建築士事務所に関わるさまざまな業務の報酬を計算し、見積書や請求書を簡単に作成、印刷するためのシステムです。
  • 令和6年国土交通省告示第8号」に基づいた計算式にて報酬を算定します。
  • 印刷する書式は「社団法人日本建築士事務所協会連合会」及び、「東京都建築士事務所協会」の書式に準じて作成されています。
  • 一体型見積書、請求書(汎用タイプ)も用意していますので、設計や工事監理業務という主要業務以外の業務(部分委託業務、各種調査、各種手続き等その他業務等)にも対応しています。
  • 耐震診断業務報酬算定表が作成できます。
  • 平成27年告示第670号による耐震診断と耐震改修業務の報酬を、国土交通省の方程式を使い実面積に対応して算定し、見積書、請求書を印刷します。
  • 図面枚数集計方式金額集計リストが作成できます。
  • ランク別人件費対応の算定表が作成できます。
  • 重要事項説明書印刷、士法24条の8の書面および、四会連合契約書の印刷機能があります。

印は、「JAAF-MST」に内蔵されている建築設計事務所業務報酬基準算定システムにのみ搭載されている機能です。
建築設計事務所業務報酬基準算定システム RESA6(単体版)」には含まれません。

注意事項
  • 当サイトで配布している本製品は、建築士事務所協会に所属されていない方向けの「JAAF-MST(非会員版)」となります。
  • 「一般社団法人日本建築士事務所協会連合会」加盟の建築士事務所協会会員の方は、「JAAF-MST(会員版)」を所属協会からお求めいただけます。
    機能制限解除の為のID 等は所属協会から提供されますので、詳しくは、所属協会にお問い合わせください。また、製品のサポートもすべて所属する事務所協会が窓口となります
  • 「非会員版」と、「会員版」の機能に違いはありません。
    但し、「会員版」では、所属事務所協会名および、会員番号が登録できます。それ以外の機能は、「非会員版」とすべて同じです。
  • 建築士事務所協会に所属されていない一般の建築士事務所の方は、弊社「ピーシー・セーフティー」までお申し込みください。
  • 「ピーシー・セーフティー」にて販売・サポートを行うのは非会員の方のみとなっております。

「アーキシート」シリーズは、無料でダウンロードしてその機能をお試しいただけます。

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