Edge（エッジ）の新しいタブで空白のページや、特定のページを開く設定方法

2025年6月2日

Edge（エッジ）の新しいタブを開いた時のページに「Google」や「Yahoo!」など、好きなページを表示したいと思ったことはありませんか？

Edge（エッジ）の新しいタブの設定を開いても、好きな任意のページを設定するような項目はありません。
そうです。Edgeの標準機能では、好きな特定のページを設定することはできません。
マイクロソフトのポータルサイト「msn」のページか、「Microsoft Bing」の検索ページしか選択肢はありません。

でも、これってとても不便だと思いませんか？
「Microsoft Bing」ではなくて、普段使っている「Google」や「Yahoo!」の検索ページに変更できたら便利ですよね？
検索ページでなくても、「ChatGPT」のページや、普段よく使う「Amazon」「楽天」「Yahoo!ショッピング」などの通販サイトに設定しても便利そうです。
そこで、Edge（エッジ）の新しいタブを開いたページに好きな特定のページを設定する方法をご紹介します。

Edgeの新しいタブに好きな特定のページを設定する方法

Edge（エッジ）の新しいタブを開いたページに好きな任意のページを設定するには、Edge（エッジ）の「拡張機能」を使用します。
Edge（エッジ）の「拡張機能」とは、Edgeに新しい機能を追加出来るプログラムのことです。
今回は、この拡張機能として配布されている「custom new tab」というプログラムを使用します。

「custom new tab」を追加する手順をご説明します。
Edgeを起動したら、右上の[…]マークの部分をクリックします。
開いたメニューの中から[拡張機能]をクリックします。

[Microsoft Edge の拡張機能を検出する]をクリックします。

「Edge アドオン」のページが開きますので、検索窓に「custom new tab」と入力して[Enter]を押します。

Edgeの拡張機能「custom new tab」を追加する方法

検索結果から、[custom new tab]の項目にある[インストール]ボタンをクリックします。

[拡張機能の追加]ボタンをクリックします。

「ブラウザーの設定を保護するために、Microsoft Edge では次の拡張機能が無効になりました：custom new tab」
このような警告が表示された場合は、[OK]ボタンをクリックします。

警告画面が閉じたら、次に、右上の[…]マークの部分をクリックします。
開いたメニューの中から[拡張機能]をクリックします。
[拡張機能の管理]をクリックします。

「custom new tab」の項目のスライドスイッチが「ON」になっていることを確認してください。
もし、「ON」になっていない場合は、スイッチ部分をクリックして青い「ON」の状態にしてください。
これで、Edgeの拡張機能「custom new tab」がインストールされて有効化されました。

Edgeの拡張機能「**custom new tab**」が有効になっていることを確認します。

念のために、Edgeを一度閉じてから再起動します。
上部のタブにある[＋]ボタンをクリックしてください。
「これは予期していたとおりの新しいタブですか？」
このような確認メッセージが表示されたら、[変更の維持]ボタンをクリックしてください。

Edgeの拡張機能「custom new tab」で特定のページを設定する方法

「custom new tab Extension」のページが開きます。
ここで、新しいタブで開きたいページのアドレス（URL）を入力して、[Save]ボタンをクリックします。
今回は、Googleのアドレス（https://www.google.co.jp/）を入力しています。

「**custom new tab**」の設定画面で設定したいページのアドレスを入力します。

「Success The new tab page is now set to the URL given above」
(訳：　「成功：新しいタブのページが、上記のURLに設定されました」）
と表示されたら設定は完了です。

上部のタブにある[＋]ボタンをクリックして「新しいタブ」を開いてください。

Google のページが開きました。
今回はGoogle のアドレスを設定しましたが、皆さんが設定したページが正しく表示されることを確認してみてください。

「**custom new tab**」に設定したページが、新しいタブとして開きます。

Edge（エッジ）の新しいタブを開いたページに好きな任意のページを設定する方法をご紹介しましたが、この設定を試される場合は、皆さまの自己責任でお願いいたします。
「custom new tab」は、マイクロソフト社の審査を通過して、「Edge の拡張機能ページ」に掲載されているツールではありますが、マイクロソフト社以外の第三者が作成したプログラムです。
ご利用にあたってはその点を十分に理解された上でお試しください。

※2025/05/31：
以下の内容を追加しました。

「custom new tab」で別のページに設定を変更する方法

上記でEdgeの拡張機能「custom new tab」についての説明をしましたが、別のページを設定したいと思ったときのために設定を変更する方法もご説明しておきます。

Edgeの右上の[…]マークの部分をクリックします。
開いたメニューの中から[拡張機能]をクリックします。
[拡張機能の管理]をクリックします。

「custom new tab」の項目の[詳細]をクリックします。

詳細設定の画面が開いたら、「拡張機能のオプション」をクリックします。

Edgeの新しいタブに設定するページのアドレス（URL）の入力画面が表示されます。
新しく設定したいページのアドレス（URL）を入力して[Save]ボタンをクリックします。
これで設定変更は完了です。
Edgeの上部のタブにある[＋]ボタンをクリックして「新しいタブ」を開いて正しく設定されたかを確認してください。

Edgeの新しいタブで空白ページを開く方法

どこかのサイトのページを開く場合、どうしても読み込み速度という若干のタイムラグが発生してしまいます。
その点、何もない空白のページを開けば、サイトの読み込み過程を省略できますので、すばやくサクッと新しいタブページを開けるというメリットがあります。
少しでもページの読み込み速度を上げるために、「Edgeの新しいタブで、特定のページではなくて、何もない空白のページを開きたい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんのでその方法をご説明します。

「custom new tab」のアドレス（URL）入力欄に「about:blank」と入力して[Save]ボタンをクリックします。

アドレス（URL）の入力欄が、「https://about:blank」と自動的に書き換わりますが問題ありません。
これで設定は完了です。
次回から、Edgeの新しいタブを開くと空白のページが表示されます。
ちなみに、
「Set automatic focus on address bar」
（訳：　「アドレスバーに自動的にフォーカスを設定する」）
このスライドスイッチがONになっている場合は、新しいタブを開くと同時にEdgeのアドレス欄にマウスカーソルが自動的に入りますので、検索したり、サイトのアドレスを手入力しやすくなります。
初期状態でONになっていますのでそのままにしておけばいいかと思いますが、もし、マウスカーソルが自動的に入ってほしくないといいうような場合にはOFFにするといいでしょう。